ひき逃げ

深夜自動車を走行中、人を跳ねて逃げたら、被害者は死亡してしまった。逮捕勾留され、親族が弁護士を依頼した。弁護士が頻繁に接見し、同時並行で被疑者の親が2度被害者の遺族に謝罪に行った。

被害者の飛び出しが遠因で過失運転致死は不起訴となり、ひき逃げのみで起訴された。

公判では、被告人が酒を飲めないことを立証し、逃げたのは単に怖くなっただけであることを強調し、執行猶予判決を獲得した。

勾留中、勤務会社から懲戒解雇され退職金の支給はしないという通知が来た。

執行猶予判決後、会社に対して退職金請求の労働審判を申し立て、退職金500万円を獲得した。

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