自分で示談できる?

Q:友人を殴ってケガさせた。友人宅に謝りに行って示談したいが、注意する点はあるか?

A:自分で示談することは危険です。以前は仲良しでも、もうこじれており再びケンカになる危険性が大です。おそらく被害者の方はあなたにいたくないはずです。

被害者の方が警察に相談した後であれば、無理に会いに行くと110番される可能性があります。この場合証人威迫等の罪証隠滅を根拠とする逮捕の可能性もあり得ます。

連絡先を知っていても弁護士に任せた方がいいでしょう。

また、被害者の方が見知らぬ人であれば、警察・検察は被害者の方の連絡先については弁護士にしか教えません(被害者の方が拒否したら弁護士にも教えてくれません)。

被害者の方の早期の被害回復のため円満に示談を成立させるためにも弁護士の早期依頼が必須です。

 

参考:示談とは、被害者と加害者とによる合意で事後的に被害回復を図る解決方法です。

これによる一番の効果は、不十分ながらも被害者の方の被害回復が図られ被害者の方を事後的に救済することにあります。

そして、加害者側の効果としては、刑事手続き各段階での身柄解放、保釈、不起訴、執行猶予、減軽等に反映されうることにあります。

 



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